院長・溝口哲哉
東京都渋谷区出身。大学卒業後、一度は総合商社に就職するも、退社して東洋医学の世界へ身を投じる。昭和62年 国家資格である「はり師」、「きゅう師」、「あん摩・マッサージ・指圧師」国家資格免許を取得、翌年「溝口はり温灸院」を開院。平成5年米オレゴン大学国際スポーツ・人間科学研究室での研修を経て、最新のスポーツ医・科学と鍼灸治療を融合した新たな治療法の開発に着手、現在は国際ダイナミックロト・セラピー協会代表を務めながら、海外の大学と共同での科学的研究活動を精力的に行い、独自の鍼治療法の開発と世界に向けた普及活動に力を注いでいる。
- (社)日本鍼灸師会会員
- 国際ダイナミックロト・セラピー協会代表
- 元(学)日本鍼灸理療専門学校「アスレティックトレーナー専攻科」非常勤講師
院長のプロフィール
略 歴)昭和35年3月生まれ、東京都渋谷区出身。
玉川学園高等部卒、玉川大学外国語学科フランス語専攻卒。
大学時代、昭和56年10月、少林寺拳法全日本学生大会で最優秀賞、内閣総理大臣賞を受賞し、学生日本一に輝く。また同年11月に開催された1980年全国大会(兼世界大会)学生の部でも、最優秀賞を受賞し、学生世界一になる。
大学3年終了後、フランスノルマンディー地方ECOLE DES ROCHES校に研修生として一年間語学留学。現地の子供達約100人に特技である少林寺拳法を授業の一環として教えながら専門のフランス語学を研鑚。4年に復学した後、昭和58年同大を卒業。
大学卒後、総合商社へ就職するも、人体に関わる東洋医学の道に傾倒し、1年で商社を退社し、日本鍼灸理療専門学校 花田学園本科夜間部に入学。東洋医学鍼灸の世界へと足を踏み入れた。 昼間は東京都品川区の「麟誠鍼療院(土田裕三氏)」に師事し、日中はインターン研修、夜間は通学という修行生活を3年間続けながら鍼灸治療の基礎を学ぶ。又、並行して、スポーツ医科学の就学も開始し、(財)日本体育協会スポーツ診療所理学療法士だった 川野哲英氏に影響を受けながら様々な学術団体や学会に参加し研鑚を積んだ。
昭和62年 国家資格である「はり師」、「きゅう師」、「あん摩・マッサージ・指圧師」国家資格免許を取得。
昭和63年 山梨県甲府市郊外の甲斐市にて、元(株)ゴールドウィンでスポーツトレーナーだった妻と二人で「溝口はり温灸院」を開院し、一般患者は勿論、山梨学院大学陸上部駅伝チーム、山梨中央銀行バレー部をはじめ、地元中学・高校のスポーツ選手のケアーを手掛け始める。
平成5年(1993年)、アメリカオレゴン大学国際スポーツ・人間科学研究室へ短期留学し、「Clinic in the Care and Prevention of Athletic Injuries」夏季講座で本場アメリカのスポーツ医学を学んだ後、スポーツ医・科学と鍼灸治療を融合した新たな治療法の開発に着手。後に「ダイナミックロト・セラピー」と称する、「動きと筋膜」を関連づけた治療法、「鍼刺激と皮膚の生理」に関連づけた治療法の開発に成功した。
現在は、ダイナミックロト・セラピーのモデル治療院を熊本の地に根付かせる為に経営指導を行う傍ら、海外への日本鍼灸の普及を目指して、提携する国内外の大学研究者と共に、新たな研究活動にも取り組んでいる。
役 職
~現 在~
*溝口はり温灸院院長
*国際ダイナミックロト・セラピー協会代表
*タイチ鍼灸接骨院(熊本市)顧問
~過 去~
*平成 元年~14年
(社)山梨県鍼灸師会理事(青年部長・組織部長・総務部長を歴任)
*平成11年~13年
(財)山梨県体育協会スポーツ医・科学委員会委員
*平成11年~12年 山梨県立看護大学短期大学部 非常勤講師
*平成14年~15年 (社)日本鍼灸師会「鍼灸臨床研修指導者講習会」講師
*平成4年~6年 山梨学院大学陸上部駅伝チームトレーナーとして箱根駅伝へ帯同。
*平成7年 全日本中学校陸上競技選手権大会(山梨県開催)でケアー活動。
*平成9年 全国高校総体(山梨県開催)でケアー活動。
*平成10年 全国高校総体(京都府開催)でケアー活動。
*平成10年 長野冬季五輪選手村でのケアー活動に参加し、カナダナショナルチームのケアと仏語通訳を担当。
主なトレーナー活動歴
*平成11年 第53回国民体育大会かながわゆめ国体へ山梨中央銀行バレー部帯同トレーナーとして参加。
*平成13年第56回冬季かいじきらめき国体(山梨県開催)でケア活動。
*平成16年~22年 山梨県立日川高校男子バスケット部トレーナー。インターハイへは帯同3回。
資 格
*はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師
*日本赤十字社 救急員
*(社)日本鍼灸師会認定「スポーツ鍼灸師」
特 技
*語学(フランス語)
*少林寺拳法 四段
受 賞 歴
☆昭和56年第14回少林寺拳法全日本学生大会にて「最優秀演武賞・内閣総理大臣賞」を受賞(下の画像)
☆1980年少林寺拳法全国大会(兼世界大会)にて、学生の部で最優秀賞受賞。
著書・講演・活動歴
《執筆文》
1.月刊トレーニングジャーナル 1994年7月号No.177 掲載文3ページ「トレーナーとスポーツ鍼灸師」
2.スポーツ医学情報誌 Sports Medicine 1995年No.16掲載文6ページ「山梨県におけるスポーツ選手の鍼灸治療利用実態と効果」
3.フィットネス・スポーツマガジン 「フィジーク」 1995年4月号 No.64掲載文4ページ 「鍼灸とトレーナー活動」
4.医道の日本誌 1996年10月号 通巻626号 掲載文5ページ「山梨インターハイ・スポーツケア活動報告」
5.医道の日本誌 1996年12月号 通巻628号 掲載文5ページ「山梨インターハイ・スポーツケア活動報告」
6.医道の日本 臨時増刊号1997年 通巻635号 掲載文5ページ「開業鍼灸師がいかにスポーツ分野と関わるか」
7.鍼灸OSAKA 2012年12月7日通巻107号Vol.28 No.3「筋膜と動きの鍼灸臨床:ダイナミックROTOセラピー」
《著書》
*「ダイナミックロト・セラピー 動的鍼灸の理論と実践」 医道の日本社 2013年7月15日発刊
*「動的鍼灸臨床 ダイナミックロト・セラピーⅡ」2016年 自費出版
《学会発表》
1994年 第13回全日本鍼灸学会 関東甲越ブロック学術集会
「山梨県におけるスポーツ選手の鍼灸治療利用実態と効果」を発表
1996年 (社)日本鍼灸師会 臨床学術大会(東京)
「腸脛靭帯炎の鍼灸治療治験例」を発表
1996年 第45回 全日本鍼灸学会(東京)
「全日本中学校陸上大会における鍼灸治療を中心としたケアー活動報告」を発表
1997年 第46回 全日本鍼灸学会(東京)
「足関節捻挫後後遺症としての後方部痛に対する鍼灸治療におけるリコンディショニングの症例」を発表
《主な講演活動歴》
1993年 1月31日 山梨県陸上競技協会主催 C級スポーツ指導者研修会「応急処置とコンディショニング」講師
1996年 4月 7日 山梨県陸上競技協会主催 審判講習会 「山梨インターハイにおけるコメディカルな医療活動報告」講師
1997年 1月26日 山梨県陸上競技協会主催 C級スポーツ指導者研修会「応急処置とコンディショニング」講師
1997年10月12日 (社)静岡県鍼灸師会主催 「スポーツ鍼灸の実際」講師
1998年 5月10日 (社)愛媛県鍼灸師会主催 「スポーツ鍼灸概論」講師
1998年 6月14日 (社)香川県鍼灸師会主催講習会「スポーツ鍼灸概論」講師
1998年11月11日 山梨県テニス協会主催 指導者講習会 「テニスプレーヤーの為のスポーツケアーセミナー」講師
1999年 6月13日 第48回全日本鍼灸学会(横浜)パネルディスカッション「スポーツ現場におけるスポーツ鍼灸活動の問題点」パネリスト
1999年 6月23日 山梨県バレーボール協会主催 指導者研修会 「バレーボールに起こりやすい傷害とその対処法」 講師
1999年10月22日 山梨県立看護短期大学特別授業「看護に使える手技療法の実際」講師
2000年 5月29日 (財)山梨県体育協会スポーツ医・科学委員会主催 講習会「コンデティショニングとケアーについて」講師
2000年 7月13日 (社)熊本県鍼灸マッサージ師会主催「熊本スポーツ医学セミナー 講師
2000年 8月24日 (社)愛知県鍼灸師会/(社)岐阜県鍼灸師会共催 鍼灸専門領域スポーツ傷害研修会講師
2000年 9月17日 関西運動器障害研究会主催セミナー「動きとスポーツ鍼灸」講師
2000年10月21日 (学)東海医療学園専門学校学園祭講演会「21世紀における医療改革と鍼灸院の有り方」講師
2000年12月 7日 (社)栃木県鍼灸師会主催「スポーツ鍼灸マッサージ学総論・各論 講師
2001年 2月15日 (社)静岡県保険鍼灸マッサージ師会主催 定例講習会「下肢の障害について」講師
2001年 6月30日 (社)長野県鍼灸師会主催講習会「動きとスポーツ障害の関係」講師
2002年 2月14日 山梨県競技力向上対策本部主催 中・高生スポーツ選手育成拠点活動事業 第2回研修会 「スポーツ傷害に対する予防と処置の実際」講師
2012年7月16日:日本鍼灸師会第3回臨床鍼灸スポーツフォーラム特別講演講師
2012年~2016年 ダイナミックロト・セラピー研究会主催セミナー講師
2016年9月18日:第50回東北鍼灸学会学術大会福島大会 実技講演会講師
2017年8月15日:オーストラリア西オーストラリア州パース市、Edith Cowan 大学で、職員、学生を対象にした「ダイナミックロト式円皮鍼治療法」の講演会講師。
2017年8月17日:オーストラリア西オーストラリア州パース市内、理学療法クリニックHORIZONで、理学療法士を対象にした「ダイナミックロト式円皮鍼治療法」の講演会講師。
副院長・溝口悦子
経 歴)
昭和34年12月:東京都荒川区生まれ。
昭和57年:日本女子体育大学 体育学部卒
昭和57年:(株)ゴールドウィン入社
同社のトレーナールームに所属しスポーツトレーナーとして勤務。多くの契約スポーツ選手のケアに従事する。
在社中、(株)NEC女子バスケットボール部の専属トレーナーとしてチームをサポート。当時はまだ女性トレーナーの存在が殆ど認知されておらず、数少ない女性トレーナーの草分け的な存在として活躍した。
その他、国体・インターハイ等のトレーナー・サービスステーションにてケア活動を展開。
日本陸連の選手強化合宿にも度々帯同し一流選手のサポート経験を積む。
昭和59年:日本鍼灸理療専門学校花田学園 本科入学
昭和61年:(株)ゴールドウィン 退社
昭和62年:日本鍼灸理療専門学校花田学園 本科卒業
資 格)
あん摩・マッサージ・指圧師免許、はり師免許、きゅう師免許
高校 保健体育教員免許、中学 保健体育教員免許
スポーツ歴)
中学から大学まで陸上競技部に在籍。高校時代は、円盤投げ東京都南関東大会予選で3位。高校総体南関東大会7位入賞